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シンゴジラ感想その3 特撮について(ネタバレあり)





特撮の感想というか、公開までに思ったところ含めて書いてたら、
またまた長文になりましたが、なんかネットで検索してみると、長い感想書いてる人たくさんいるみたいなので、
そのまま載せます。



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感想その1 音楽・音響、ゴジラという存在について (ネタバレあり) はこちら
http://niupro.txt-nifty.com/minira/2016/08/post-26ea.html
感想その2 作品全体について (ネタバレあり) はこちら
http://niupro.txt-nifty.com/minira/2016/09/post-1ea8.html
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観てから1ヶ月たちましたが、シン・ゴジラ。
特撮もとてもいい感じでしたね。



2014年12月、最初に日本版ゴジラが制作されるって発表があったときは、
東宝の方が「寄生獣」みると日本の技術もアップしてるのがわかる、
みたいなこと言われてて、

いやいや、たしかにレベルアップは感じられるけど、
2足歩行生物を丸々フルCGってなるとまた別でしょう、っていう感覚があって。

やっぱりそのときは、ゴジラのフルCGっていうと、いまだに「続三丁目の夕日」の冒頭のやつのイメージがあって、
あれを良いって評価してる人もいたりするんで、スタッフ関係者がいけるって言ってても、なんか信じられないっていうか、

あの「GODZILLA(2014)」の後だし、なおさらですよね。



そしてファンの間では、着ぐるみかCGか論争が起こり、
自分は着ぐるみ派でした。

ま、全部着ぐるみでなくても、気になるところ、いけそうなところはCGでも、
ぐらいな感覚で。

例えばガメラ3の渋谷のシーンで、ガメラの足の踏み込みがアップで映るところ、
ちょっと着ぐるみの足が揺れてて、ああいうところは出来るものならCGも使ってなんかうまいことやれないのかな、って思ったり。




2015年4月、エイプリルフールかと思った庵野・樋口、両監督の発表。

これは東宝さん、本気で新しいことやろうとしてるんだな、って感じられて、
特撮に関しても、このお2人が絡むなら、なんかうまくやってくれそう、みたいな。

同時に、
「巨神兵東京に現わる」でもミニチュアをフューチャーされてたし、
ゴジラがフルCGってことはないだろう、っていう考えに。




そんな中で、

2015年7月、ネット配信の「ultraman n/a」って動画が公開されて、
あれはびっくりでした。日本でもここまで出来るんだ、って。

正直、自分の中ではウルトラマンCGはどうでもよくて 笑、
あのザラガスっぽい怪獣みて、
おお、、全編このクオリティで出来るならゴジラフルCGもありかも、って思いました。

(今年に入ってテレビで見たんですが、2013年公開の「完全なる首長竜の日」って映画の、
 首長竜CGもとても良かったんで、先にそっちを見てたら感じ方変わってたかも知れません)



2015年10月、
新作ガメラショートムービーも公開。

ふむふむ、これくらいは出来るのか〜。
でもこの前のザラガスの方がCG感が薄くて良かったかな〜とか思ったり。




そして最初の特報、ポスタービジュアルの公開などあって、


2016年4月、
ついに予告編とともに、ゴジラがフルCGだという発表も。

ん〜〜〜〜、
いろいろ考えられてのフルCGだったんだろうなぁとは思いましたが、
正直、不安いっぱいでした 笑


予告編は、

ゴジラの質感は着ぐるみかと思えるくらいな雰囲気もあって、
最初の、ギニョール的な咆哮シーンのカットも、とても良かったんですが、

でもCG未完成のためか、動いてる画が少なくてなんともいえず。

あと、煙や兵器のCGも今ひとつなじみきってない感じがあって、
まだまだこれからブラッシュアップされるのかな、って印象でした。




2016年7月後半、けっこう映画公開直前に、
最新予告編、TVスポットの公開。
ゴジラも自衛隊兵器まわりも、前回よりなじんでてツッコミどころ無く、良い感じでした。

でも本編観るまでは安心できません 笑




そしてついに公開!
IMAXで鑑賞。

こ、これは、、、!


すみません、正直書きます、、

たぶん、一番最初のゴジラシーンでしたね、
あの海から尻尾だけ出る、、

そこで激しい不安に襲われました。


ええ〜〜、やっぱりCGこういうレベルかあ〜〜っていう。
後の鎌倉上陸シーン観ても思いましたが、水しぶきって難しいんでしょうかね。

そのへん、先ほど書いてた、
「完全なる首長竜」の水しぶきの方が違和感感じなかったですけど、
あれは本物の水しぶき?
なんか作り方が違うのかしら、CGクリエイターじゃないんで分かりませんが。


しかし、不安が的中って思ったのはそこだけで、
あとは全然、違和感無いクオリティでびっくりでした。

前半の形態とかも、ほんとにそういう生物がいるように見えて、
ごっそり吹っ飛ばされる乗用車もよく出来てて。


横浜のゴジラ特撮王国のイベントで、CGメイキングムービーが公開されてましたが、
戦車のCG制作画面みて「あれもCGなんだ〜」っていう人もいたり、

GODZILLA2014を観たあとでもそれほど引けを取らない印象でした。


かと思えば、ゴジラの地面火炎放射のあたりで街が爆発するところとか、
なんとなくミニチュアを連想させるところも各所にあって面白かったですね。




最近の日本映画のCGは、部分部分見ると、
ハリウッド映画のCGより好きなところあるんですよねぇ。

ここでも何度か書いた気がしますが、
日光に当たってるところのCGの質感が、なんか細かいイラストに見える時があって、
(ジャングルブックのTVCMだと、最後の巨猿が手を出すあたりの壁の感じとか。
 https://www.youtube.com/watch?v=_uuOBKKjJj4
 意外とトランスフォーマー1作目を観てたら、そういう違和感無かったですけども)

そういうとこ、今回のシンゴジラを見てても、
たとえば最後のビルが倒れるあたりとかも、「2012」のCGより好きだったりするんですよね。




いやほんと、
全体にすごく、日本のCGのレベルアップを感じる作品でした。


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